≠フェイカー

詩がたまにしか書けないから雑多に好きな事書く/人権剥奪された人

幸せ#とは (画像多いので注意されたし)

いま、ジョジョ4期(ダイヤモンドは壊れない)を見終わったところです。泣きそうです。いや、俺はたまにやけに感情豊かになる時があって、たまたま被ったんです。

今日はタルタルソースに目覚めました。

この辛いやつf:id:umiushi_1550:20181104195339j:imageにタルタルソースを付けてくったら馬鹿うまで。f:id:umiushi_1550:20181104195739j:image

さすがタルタルソース。

老若男女に愛されるわけだぜ。

そして俺は思ったわけだ。

谷やん(谷崎鷹人、日本の大食い選手でも名を馳せ、俺のタイプど直球ストライク。最強、最高、俺のフィアンセ)みたいにタルタルソースを自家製で作ってみせる…!と。

クックパッドでタルタルソースを調べる。

…みょうが…?アボカド…?海老…南蛮…サラダ…

 

や、やばい!

タルタルソースは沼だ!!!

明日就労移行支援休んで朝から飲もーっと❤❤❤

思ったんだけどそれはさすがにNG

 

でもタルタルソースを食いたい欲はおさまらず…

とりあえず今日はタルタルソース+‪α‬を作らずにはいられなかったのです。

でも俺は食す前から…

俺はいま幸せだと思えたのです。

俺は小さい頃から欲というものを持てずにいました。幼少期、望むものを取られ、否定されたからだと思います。もっと昔の俺は、食べたいものもよく分からず、やりたいことも、将来の夢も、俺には無いも同然でした。望む前に「それは」なかったも同然だったのです。

正直に言うと俺は1年と少し前まで自分のことを不幸だと思っていました。けれど嫁が俺を変えてくれました。おかげで俺は自分のことを不幸だと思うことは無くなりました。少しマイナスな言い方にはなりますが、現状の事態を、分相応に与えられた幸せのもので、不幸ではないのだと思えるようになりました。とても消極的な言い方なのはわかっています。でも自分の生い立ち、考え方、生き方、全てを持ってして「不幸ではない」と思えるようになりました。

でもタルタルソースうまいwwwやばいw草生えるwなんて言いながら、クックパッドで自家製タルタルソースを調べているうちに、自分は幸福を感じていました。

わけわかんねえよwwwという人はぜひブログを閉じてください。

 

俺は初めて食欲というものを知ったんだと思います。

与えられる食事にも文句は言わないし、俺は毎日俺が食べたいものを作って食べています。俺はたぶん人より味覚もいいです。でも俺にはわからなかったんです。食が人の心を動かすのを。きっと俺はまだまだ他の人が幸せ、や「欲」と称するものを知らないだろうと自覚しています。俺は俺の意思を持っていないから、(≠フェイカーたる由縁)正義感だったり世間的な評価だったり埋め合わせた知識によって俺は他人の感覚を頭で理解しています。

けれどタルタルソースwith唐辛子のお菓子によってトリガーは弾かれました。

いますぐ、美味いものが食いたい!!とおもったのです。

うみうし幸せクッキング❤f:id:umiushi_1550:20181104201347j:imagef:id:umiushi_1550:20181104201351j:imagef:id:umiushi_1550:20181104201413j:imagef:id:umiushi_1550:20181104201419j:image

 

①ごま油で鶏肉を焼く(太りたくないので衣無し)

②明日は最初からタルタルを錬成するが今夜は家にあるタルタルに傘ましピクルスにんにく(&味が高級み増すらしいケチャップ)でひと手間加えたタルタル

③南蛮酢錬成(酢の代わりにピクルスの汁砂糖醤油)

④よだれだらだらテキトーに作った揚げない鳥南蛮❤

 

うーん、美味い!我ながら美味すぎる!

けど作った料理がうまくて幸福だと感じたわけじゃないんです。

たぶん、他の人みたいに、皆みたいに、美味しいものを食べたいと思ったり、作りたいと思ったり、美味しいものを美味しいと思ったり、言えたり…

 

わけがわからないと思うけど、皆みたいに思うことをそのまま実行したり、「想うことをそのまま想える」ようになったんです。

そんなの当たり前じゃんってのが普通なのはわかっています。けれど俺はここまで25年かけました。

敢えて言うなら今回は食事に関してですが、俺が初めて自分の望むことをやったのは沖縄旅行が初めてでした。俺が好きな人を思い抜くってのは19歳の頃だと思います。そして俺は未だ皆みたいにいろいろ望むがまま、欲望のまんま、自分が感じること全てを受け入れることはできていないのだと思います。

そして未知の領域であるが故に俺はきっと皆みたいにはなれないかもしれません。

けれど、俺はいま、そのことを自覚することが出来ました。それだけで俺はどれほど幸せなのでしょう。

俺は皆みたいに、なれる。

よくいう108つの煩悩

俺は正直わからなかったんだよ。

俺には、手放して悲しいものも、手放すことに苦を感じることもなかった。俺はいつ命がなくなっても後悔することはなかった。

でもみんなきっとこんな素晴らしい経験をしていたんだね。至る所に欲しいものがあったんだね。こんな素晴らしいものがあったんだね。

 

大袈裟ではありますが…俺にとってこれを自覚することは、それほど大きい問題であり、壁だったのです。

 

 

これからの俺は生きにくいことでしょう。

だって108も煩悩があるんだから。

 

俺は欲を消すことは難しくない。

昔のように、操りピエロになればいいだけの事。人の顔色を疑い、望まれる性格になり、都合のいい存在になることはさしわたって難しいことではない。

もちろん今からでも戻ることは遅くない。染み付いた習性というのはそう簡単には消えない。

 

けれどこんな幸福な気持ちがあるのなら、俺は皆みたいに生きたいと思ったんだ。

自分の意思を持って、全てを理解し知覚し自身の経験と幸福にしていきたい。

 

 

 

 

たったタルタルソースがきっかけのくだらない戯れ言かと思われるでしょうが、俺は食に興味を持ったのではない。人が幸福と感じ、自身の経験としていくものを、俺は「その目」では無く「この目」で、幸福を勝ち得た。

「この目」で、俺は理解し、知覚した。

 

くだらないんだろうけどさ。

俺は、昔からずっと。

皆が見てる世界を見たかったんだよ。

だから俺はいま幸福なんだよ。

 

俺は羨ましかったんだよ。

俺は今からでも幸せになれるかな。