詩☆上書きされない遺されたモノ
今まで大切にしてきたモノ
子供の頃からのおもちゃとか
負けずに続けられてきたこととか
忘れられない痛みとか
泣くほど嬉しかったこととか
例えば“この人が最愛と信じた相手”とか
例えば“悔やむのも許されない傷”とか
歩き続ける毎日の中で薄れていってしまう
そんな鈍い感傷すらすり抜けていくような
だけど、コレが1番自分の中で重い とか
決めることも容易いけれど
心はいつも全力でそれを感じてた
いまも心はそれを抱えている
ひとつひとつ歩き続ける毎日の中で
ずっと僕を支えてくれる灯である