≠フェイカー

詩がたまにしか書けないから雑多に好きな事書く/人権剥奪された人

☆詩☆

小さい頃、追いかけてた背中は

いつも誇らしさを背負って

輝いているものだと思っていた

 

でも大きくなって知ってしまったことは

悪意や憎悪が溢れている世界で

 

そんな大人にはなりたくなかったし

そんな世界ではあってほしくなかった

 

自分次第なんだって、無理して頑張ってみても

世界の何一つ変えられやしない

 

目に映るだけの、

両手で数えられるくらいの大切な人だけは

それでも救いたいんだって

 

それだけは諦めたくないんだって

だって僕が僕でいるために

支えてくれた人達だから

 

せめて僕が僕であるために

優しくあろう